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ター坊とPerfume [音楽]


ター坊こと大貫妙子さんは、私が深く敬愛して止まないアーチストである。言わずと知れた教授のアレンジである「宇宙(コスモス)見つけた」。


人は「老いる」のではなく「成熟する」のだということを、これほど雄弁に示してくれる人を私は知らない。いや、瀬戸内寂聴さんが居たか。でも、どちらも私の人生の師匠である。


その大貫妙子さんに「ピーターラビットと私」という名曲がある。この映像は、矢野顕子と槇原敬之という、私の世代にはもう堪らないゴージャスな最強メンバーである。


その曲を、何と7年前のPerfumeが歌っている!もう、感動で、クラクラする。

『ピーターラビットのおはなし』を書いたヘレン・ビアトリクス・ポター(1866年~1943年)は、地衣類が菌類と藻類の共生生物であることを初めて提唱した一流の生物学者だったが、女性という理由で学会での発表が許されず、認められもしなかった。それでも彼女はめげず、生物学の知識を活かしてピーターラビットなど23冊の本を、子供が手に持って読みやすいように小さな判型で出版した。彼女を締め出した学会が謝罪し、名誉を回復したのは死後50年以上も経った1997年のことだ。

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そのPerfumeの2000年当時の動画を見つけた。オリジナルメンバーでのっちはまだいない。

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かしゆかもあ~ちゃんも、何と小5である。ちゃんと小5で将来に向かって自分を磨いていたのだから、本当に凄いと思う。そう、人は磨いてこそ、老いるのではなく成熟するのだ。

↓埋め込みコードが設定されていないので、こちらにURLを。
http://www.youtube.com/watch?v=4sh8QrXx9WM


いっぱいサンタを呼んじゃうとこうなる。東京ドームで歌って欲しい曲の1つだが、適わない夢だろうなぁ。


「黒のクレール」はター坊が28歳の時の曲で、15歳の私の魂を揺さぶった。「突然の贈りもの」なんて、その3年も前だ。3年後の25歳のPerfumeも、こんなしっとりとした歌を唱って欲しいと思うのである。

人は「老いる」のではなく「成熟する」可能性を持つが、それは「自分を磨いてこそ」であろう。しっかり磨かなくては…。
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