SSブログ

再帰的近代の選択枝~自明性と蓋然性の終焉~ [雑感]

 2010年のPerfumeの新曲は『不自然なガール/ナチュラルに恋して』という両A面シングルでスタートした。

husizen.jpg
 『不自然なガール』は、好きな男の子の前で不自然な行動をとってしまう女子の歌だ。PVはやや奇抜な衣装でダンスをし、初めてメンバー以外のダンサーと共演した。でも、曲調はこれまでと似たテクノポップだった。

natural02.jpg
 対する『ナチュラルに恋して』は、女性向けブランドであるNBB(NATURAL BEAUTY BASIC)のCMソングだった。PVはまさに大学生という服装で、歌詞も「学生カップル」という感じの「自然」なもので、曲調もポップだった。

 ところが、とあるラジオ番組の中でリスナーから「Perfumeにとっては『不自然なガール』のほうが「自然」で、『ナチュラルに恋して』のほうが「不自然」な感じがする」というメッセージが寄せられ、メンバーが強い感銘を受けていた。私もラジオを聞いていて「なかなか鋭い意見だなぁ」と思った。

続きを読む(ココをクリック)


nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。